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8.君へ


今日だって明日だってまたいつか似たような日がやってくる。
そういう風に世界は出来てるし、僕だってそう感じるしかないんだ。
いろいろと嘆いてばかりいるのに疲れてしまったけど、僕はいつまでも感情を優先させて生きたい。
それがただの甘えだとしても。

雨が去った夜中に、ただボーっとするのがいまは心地良い。
風が木々を撫でて、それに答えるように彼らは朝までひそひそ話をしてる。
世界はどんな瞬間だって、どんな時だって美しいし、いつだって誰だって迎え入れてくれるから、そんな存在を僕は呪ったり出来ない。
こんなに世界は素晴らしい事ばかりなのに、どうして僕らはわかりあうことが出来ないんだろう。
ただ、あなたが何かに怯えて、苦しんでいる事は知ってるし、他人よりはその「何か」をわかってるつもりだよ。
あなたのことをもっと知りたいんだ。
世界が終わってしまったって、僕は少しも変わらない。
それと同じように、あなたに対しても変わらないと思うんだ。
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