44.隠せた事
雪がちらちら降っている
君がたんたんと歩いてく
冬の空気が肺を削って
僕はぶるぶる震える
この道をまっすぐ行けば
きっといいことがあるなんて
そんな願掛け意味ないこと
本当は知っていたりする
気にすることないんじゃない?って
そんな言葉をいった僕が
一番引っかかってること
君に気づかれたくないんだ
やましい気持ちを隠して
離れた関係は続いてる
悲しい気持ちを抱えて
身もだえながらこの夜を越える
嫌なら全部吐いちゃいなって
そんな言葉をいった僕が
そのことを聞きたかったって
君に気づかれたくないんだ
気がつかれたくないんだ
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