17.惑わされるが故の過ちと罪

我等 街を彷徨い
その身を 凍てつく外気へ晒す
また たゆたう黒髪を雪で濡している

巨大な人工物の合間をぬって風雪が踊り狂い
雪は花弁となりて 我等を惑わす

我は欲す
ゆらゆらと画面の変わるこの心象風景を
我は滅せんと欲す


真意を知らぬ 哀れな 愚かな我等に
御空を仰ぐ事が許されるなら

我は求む
許されざる我等の望みを
人の欲と罪とが洗われることを

舞い落ちる雪が罪を焼き捨てるなら
凍てつく風が我を洗うなら
我は求め 惑わされ 罪を犯そう


我等 街を彷徨い
その身を 凍てつく外気へ晒す
また たゆたう黒髪を雪で濡している

我は欲す
ゆらゆらと画面の変わるこの心象風景を
我は滅せんと欲す


滅せんと欲す



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